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04/04/2025 09:32:45
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参考資料 7
硝酸イオンメーターの怪

いったい「?」を計っているのだろう?。

 当たり前の話だが、硝酸イオンメーター、半定量イオン試験紙(硝酸、亜硝酸)共に、硝酸イオンはキッチリ計っている筈。ということは、数値の小さいイオン試験紙の方が、「?」の影響が少なく、より信頼できると言える。ただ、半定量とあるように巾のある値しか得られない。また、イオン試験紙が「?」に全く反応していないかは、下表だけでは推測しようがない。
イオンメーターの余分な値=「?」については、「イオンメーターは誤差が大きい場合、有機酸や塩素イオンの干渉の影響が想定される(宮城県 農業・園芸総合研究所 企画調整部)」とある。「?」が何であれ、1~2桁も違っていたのでは、硝酸の測定には使えない。  
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たんじゅん農法 研究 測定結果 ブラジル林幸美宅にて (2010/8/08) 城
農場 品目 測定部位 イオン
メーター
イオン
試験紙
メーター
/試験紙
硝酸値 NO3-mg/kg=ppm 対試験紙
倍数
糖度 %
標準液(イオンメーター付属) (300ppm)校正用 410 250 2
日本
掛川・日火木園 スイカ 190 25 8
ウリ 270 0
茨城・遠藤
(炭循農法)
ピーマン 先端 3,900 500 8
中央 890 25 40
静岡大 トマト1 610 25 20
トマト2 520 25 20
ブラジル
Suzano 中村
(炭循農法)

硝酸値の高い午前中に採取
白菜 葉柄 12,000 1,000 10 3.5
キャベツ 葉柄 22,000 250 90 6.8
春菊 葉柄 9,000 500 20
レタス 葉柄 2,400 250 10 2.8
カリフラワー 果(花)柄 2,800 100 30 4.8
大根 葉柄 18,000 1,000 20 3.6
7,500 250 30 4.2
ホウレン草 葉柄 15,000 1,000 20 2.6
90 10 9 2.1
土壌 (土壌 混濁液の沈降速度
畑土 表土
(水分20%)
深さ
0~10cm
122 25 5
畑土 心土
(水分22%)
深さ
70~80cm
65 25 3
中村農場に近い
ほぼ同地質の自然林
表土
(団粒化部分)
深さ
0~10cm
25
心土
(非団粒化部分)
深さ
40~50cm
10
市販品
(メロン以外ほぼ有機栽培)
白菜 葉柄 6,500 250 30 6.5
キャベツ 葉柄 2,300 25 90 5.5
キャベツ 葉柄 9,200 250 40 3.6
メロン 230 10 20 13.6
林キノコ エリンギ 120 0 3.0
ヒラタケ 180 10 20 2.5
測定者:城(たんじゅん農法)。2010/8/12(畑土、キノコなど)追加。2010/8/20 自然林土 追加(林)。

注1 測定には、堀場製作所コンパクト硝酸イオンメーターB-34? 及び、
  半定量イオン試験紙 [QUANTOFIX(R) test sticks MN91313 硝酸・亜硝酸] を使用。
注2 単位 = mg/kg (測定範囲を超えるものは10倍希釈して測定後換算)。
注3 サンプルの測定部位、採取時刻により硝酸濃度値は大きく変わる。
  午前中が高く、光合成が盛んになる午後が低い。
  葉柄が高く、光合成が行われる葉が低い(上表のホウレン草がその好例)。
  作物としては主に葉柄を、食品としては可食部全体を、濃度の高い午前中、採取した物を測定するのが良い。
注4 イオンメーター/半定量イオン試験紙は、上一桁になるよう四捨五入。
注5 土壌について、
  畑(1.5m以上団粒化)の表土と心土を、自然林(30cm団粒化)の表土と心土を、それぞれ平均化して採取。
  土に水を飽和状態になるまで加え軽く振とう、6時間静置後濾過して測定。単位 = mg/kg 。
  一般的に、100g中の 硝酸イオンNO3-mg ×0.2259 = 硝酸態窒素NO3-Nmg(窒素成分のみ)で表す。
  試験紙の測定値10~25mg NO3-/kgは、 NO3-/10×0.2259 で 0.23~0.56mg NO3-N/100g となる。
  一般の施肥栽培圃場では、これより一桁以上高く、施肥栽培で推奨されている、無機態窒素適濃度(最小量)
  の一例でも、レタス2.3~キャベツ9.0mgNO3-N/100g乾土 である。

良く見ると極端に高い(数千~1万ppm以上の)値は、市販のハクサイを除き、全て最高品質の Suzano の野菜である。特にホウレン草は葉柄が15,000、葉が90。茨城のピーマン(炭循農法)も測定個所による差が大きい。
これの意味するところは重要。「?」が根から吸収され、葉柄を通り葉に送られ、使い切られている。果実に蓄えられている。と見てよい。つまり「?」は硝酸に替わる、養分なのでは?。そして美味さの元(一要因)なのでは?。
これは使えそう。本物の作物の「?」養分イオン計として逆用。イオンメーター値 - イオン試験紙値 = 美味しさ値(笑)。

両者間には、3~90倍という差があるが、イオン試験紙が半定量ということを考えれば、大差ない場合もある(測定値の小さい土壌)。断定できないがこの程度なら、土にも「?」が相当量ある筈だから、イオンメーターが壊れているわけでもなさそうだ?。
ともかく、虫の餌ではない作物の硝酸値を、簡易的な硝酸イオンメーターやイオン試験紙だけで計り、結論を出すのは少々危険。ただ、食品としても、データ的にも測定値が小さい場合は誤差があっても、それほど問題とはならない
硝酸云々は自分の舌を鍛えれば済む。しかし、正確を期し本物の味を知らない他人を納得させるには、専門の分析機関(ン千万円もするイオンクロマトグラフィーを備えた)に依頼するしかないようだ。  
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土壌混濁液の沈降速度

 上表を見れば明らかなように、土壌中の硝酸濃度と、真の肥沃度=地力=微生物量との間に直接的な関係はない。高炭素有機物を大量投入しても、適切な使用法であれば、土壌中の硝酸濃度は上がらない。炭循農法の非常に肥沃な畑でも、自然林でも、ほぼ同程度の硝酸濃度である。
この値は、施肥圃場より1~2桁は低い。肥沃度に関係なく、硝酸値(肥効成分)は、ほぼ一定で低いのが自然の姿(仕組み)である。当然、イオンメーターに現れた、作物や土壌の極端に高い値は硝酸ではないと考えられる。

この土壌を簡便な方法で、違う角度から調べてみる。土に水に加え、よく振とう混濁後、静置。上澄み液の濁りがほぼ無くなるまでの時間を調べた。これにより、団粒化の程度(容積変化)や、水に溶ける微生物由来の成分(微生物やその分泌、生成物)の多寡を、大まかではあるが知ることができる。これは自然農法の技術担当(島本覚也)が多用した方法である。

硝酸濃度で清浄度が分かり、混濁液の土壌粒子沈降速度と濁りの残り具合で、団粒化の程度と肥沃度が分かる。全体で総合的な地力を、ある程度知ることが可能。微生物由来の成分(団粒化に必要な糊や作物、微生物の養分)が多いということは、同時に生物量(バイオマス)=養分供給量が大きいことを意味する。

自然林と1.5m以上団粒化した畑土の表土及び心土混濁液の沈降速度
自然林の心土 最も微生物量が少なく、痩せていると考えられる、自然林の心土は、2時間で澄み、土と同色の濁りが僅かに残っただけである。その後1日ほどで澄み切り、白濁は殆どない。

団粒化していない土は、土の細かい粒子がバラバラになり、多くの隙間に水を含むため、沈殿した土の容積の変化が大きい。特に静置後、2時間までが顕著である。
自然林の表土 何処でも普通に見られる、自然林のある程度、団粒化した表土は、それなりに微生物もいると思われる。土色の濁りは12時間で無くなるが、僅かな白濁が数日間以上、残っている。

団粒化のため、単粒状態の土の粒子が少なく、沈殿後の容積変化は小さい。
1.5m以上団粒化した畑土 炭循農法の畑の心土では、濁りが無くなるまで、森林の表土より時間がかかり、24時間で澄む。その後の白濁は、自然林表土と同程度である。70~80cmという深いところでも、森林表土と大差のない肥沃度と言える。

表土は何時まで経っても、土色の濁りが消えない。5日目頃から上の方の濁りが少し薄くなっている程度である。ほぼ無色透明になったのは80日後。これはバイオマスの大きさを表している。

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