参考資料 7
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たんじゅん農法 研究 測定結果 ブラジル林幸美宅にて (2010/8/08) 城 | ||||||
農場 | 品目 | 測定部位 | イオン メーター |
イオン 試験紙 |
メーター /試験紙 |
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硝酸値 NO3-mg/kg=ppm | 対試験紙 倍数 |
糖度 % | ||||
標準液(イオンメーター付属) | (300ppm)校正用 | 410 | 250 | 2 | ||
日本 | ||||||
掛川・日火木園 | スイカ | 190 | 25 | 8 | ||
ウリ | 270 | 0 | ||||
茨城・遠藤 (炭循農法) |
ピーマン | 先端 | 3,900 | 500 | 8 | |
中央 | 890 | 25 | 40 | |||
静岡大 | トマト1 | 610 | 25 | 20 | ||
トマト2 | 520 | 25 | 20 | |||
ブラジル | ||||||
Suzano 中村 (炭循農法) 硝酸値の高い午前中に採取 |
白菜 | 葉柄 | 12,000 | 1,000 | 10 | 3.5 |
キャベツ | 葉柄 | 22,000 | 250 | 90 | 6.8 | |
春菊 | 葉柄 | 9,000 | 500 | 20 | ||
レタス | 葉柄 | 2,400 | 250 | 10 | 2.8 | |
カリフラワー | 果(花)柄 | 2,800 | 100 | 30 | 4.8 | |
大根 | 葉柄 | 18,000 | 1,000 | 20 | 3.6 | |
根 | 7,500 | 250 | 30 | 4.2 | ||
ホウレン草 | 葉柄 | 15,000 | 1,000 | 20 | 2.6 | |
葉 | 90 | 10 | 9 | 2.1 | ||
土壌 (土壌 混濁液の沈降速度) | ||||||
畑土 表土 (水分20%) |
深さ 0〜10cm |
122 | 25 | 5 | ||
畑土 心土 (水分22%) |
深さ 70〜80cm |
65 | 25 | 3 | ||
中村農場に近い ほぼ同地質の自然林 |
表土 (団粒化部分) |
深さ 0〜10cm |
25 | |||
心土 (非団粒化部分) |
深さ 40〜50cm |
10 | ||||
市販品 (メロン以外ほぼ有機栽培) |
白菜 | 葉柄 | 6,500 | 250 | 30 | 6.5 |
キャベツ | 葉柄 | 2,300 | 25 | 90 | 5.5 | |
キャベツ | 葉柄 | 9,200 | 250 | 40 | 3.6 | |
メロン | 230 | 10 | 20 | 13.6 | ||
林キノコ | エリンギ | 120 | 0 | 3.0 | ||
ヒラタケ | 180 | 10 | 20 | 2.5 | ||
測定者:城(たんじゅん農法)。2010/8/12(畑土、キノコなど)追加。2010/8/20 自然林土 追加(林)。 注1 測定には、堀場製作所コンパクト硝酸イオンメーターB-34? 及び、 半定量イオン試験紙 [QUANTOFIX(R) test sticks MN91313 硝酸・亜硝酸] を使用。 注2 単位 = mg/kg (測定範囲を超えるものは10倍希釈して測定後換算)。 注3 サンプルの測定部位、採取時刻により硝酸濃度値は大きく変わる。 午前中が高く、光合成が盛んになる午後が低い。 葉柄が高く、光合成が行われる葉が低い(上表のホウレン草がその好例)。 作物としては主に葉柄を、食品としては可食部全体を、濃度の高い午前中、採取した物を測定するのが良い。 注4 イオンメーター/半定量イオン試験紙は、上一桁になるよう四捨五入。 注5 土壌について、 畑(1.5m以上団粒化)の表土と心土を、自然林(30cm団粒化)の表土と心土を、それぞれ平均化して採取。 土に水を飽和状態になるまで加え軽く振とう、6時間静置後濾過して測定。単位 = mg/kg 。 一般的に、100g中の 硝酸イオンNO3-mg ×0.2259 = 硝酸態窒素NO3-Nmg(窒素成分のみ)で表す。 試験紙の測定値10〜25mg NO3-/kgは、 NO3-/10×0.2259 で 0.23〜0.56mg NO3-N/100g となる。 一般の施肥栽培圃場では、これより一桁以上高く、施肥栽培で推奨されている、無機態窒素適濃度(最小量) の一例でも、レタス2.3〜キャベツ9.0mgNO3-N/100g乾土 である。 |
最も微生物量が少なく、痩せていると考えられる、自然林の心土は、2時間で澄み、土と同色の濁りが僅かに残っただけである。その後1日ほどで澄み切り、白濁は殆どない。 団粒化していない土は、土の細かい粒子がバラバラになり、多くの隙間に水を含むため、沈殿した土の容積の変化が大きい。特に静置後、2時間までが顕著である。 | |
何処でも普通に見られる、自然林のある程度、団粒化した表土は、それなりに微生物もいると思われる。土色の濁りは12時間で無くなるが、僅かな白濁が数日間以上、残っている。 団粒化のため、単粒状態の土の粒子が少なく、沈殿後の容積変化は小さい。 | |
炭循農法の畑の心土では、濁りが無くなるまで、森林の表土より時間がかかり、24時間で澄む。その後の白濁は、自然林表土と同程度である。70〜80cmという深いところでも、森林表土と大差のない肥沃度と言える。 表土は何時まで経っても、土色の濁りが消えない。5日目頃から上の方の濁りが少し薄くなっている程度である。ほぼ無色透明になったのは80日後。これはバイオマスの大きさを表している。 |
4 | − | 9 | 2 | |
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3 | − | 5 | − | 7 |
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8 | 1 | − | 6 |